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<2004年1月のトピックス>


A-Trainの運行を開始しました!

いよいよ今年から我らがFar East Lindy Hoppers(極東倫舞団、FELH)主催のA-Trainが始まりました。第1回は1月17日(土)でした。雪の降る中多くのダンサー達が集まってくれ、朝まで盛り上がりました。今回のトピックスでは、A-Trainについてお話しします。


<イベント概要>

A-Trainはリンディホッパーのリンディホッパーによるリンディホッパーのためのスウィングイベントです。「リンディホッパー」を「スウィングダンサー」と読み替えてもいいです。要はスウィングダンスのイベントなのです。今現在はダンサーじゃなくてもちょっとやってみたいなと思っている人やスウィング音楽やジャズに興味がある人も大歓迎です。オールナイトなので朝までゆっくり楽しめます。

<DJ紹介>

TRAINMASTER "T": 大阪出身。最近のスウィングリバイバルによって生まれたスウィングバンドの新曲や新アレンジのスタンダードを中心に回します。リンディホップの海外ダンスキャンプ参加暦は3回、その他数々の海外ダンスイベント参加暦があり、かつ日本ではリンディホップのインストラクタでもあるので、リンディホップを知り尽くした踊りやすい選曲です。

THE DAPPER MR. P: U.K.出身。往年のスウィングを中心に貴重なアナログ音源で回します。いつもカッコいいスウィングスタイルのファッションがトレードマークです。本国イギリスでもスウィングDJをしていた経験があり、スウィングイベントを知り尽くした選曲は折り紙付きです。

SAYAKA: 横浜出身。A-TrainのDJの中では紅一点です。横浜界隈ではサルサDJとして最近引っ張りダコになりつつある彼女ですが、実は大のスウィング好きでもあります。古いスタンダードから新しいネオ・スウィングまで幅広く回します。海外のスウィングのダンスキャンプやイベントへの参加経験もあるので、スウィングダンサー向きの選曲です。

<A-Train豆知識>

イベントの名称「A-Train」は、ご存知デューク・エリントン楽団のオープニング・テーマ曲として有名なスタンダード曲「Take The "A" Train(テイク・ジ・「A」トレイン[A列車で行こう])」から命名しました。この曲は、フレッチャー・ヘンダーソンの大ファンだったビリー・ストレイホーンが、ヘンダーソン流のホーンセクションのアレンジを意図して作詞・作曲したものです。

【オリジナル詩】(B. Strayhorn)

You must take the "A" train
To go to Sugar Hill 'way up in Harlem
If you miss the "A" train
You'll find you've missed the quickest way to Harlem

Hurry, get on now it's coming
Listen to those rails a-thrumming

All 'board! Get on the "A" train
Soon you'll be on Sugar Hill in Harlem

【日本語訳】(和訳:哲)

A列車に乗れよ
ハーレムのシュガーヒルに行くなら
A列車を逃したら
ハーレムに行く一番の近道を逃すことになるよ

急げ、早く乗れ、もう来るよ
レールのうなりを聞いてごらん

さあ乗った!A列車に乗れば
すぐにハーレムのシュガーヒルに着くよ

この「A列車で行こう」はニューヨークのマンハッタンを南北に走る地下鉄Aラインを題材にしていると言われています。Uptown(北)にはハーレムがあります。リンディホップは、ハーレムにあったサボイ・ボールルーム(Savoy Ballroom)で生まれました。そこで「A-Train」は、現代のリンディホッパーやスウィングダンサー達を当時賑わったサボイ・ボールルームに連れて行く「A列車」になるようにという願いを込めて命名しました。

CD紹介

せっかくなので「Take The "A" Train」の入ったCDをいくつか紹介します。

<おすすめ A列車 No.001>

First Time!
First Time! - Duke Ellington and Count Basie
(1999/録音1961年)

収録曲

1. Battle Royal
2. To You
3. Take the "A" Train
4. Corner Pocket [Aka Until I Met You]
5. Wild Man [Aka Wild Man Moore]
6. Segue in C
7. B D B
8. Jumpin' at the Woodside
9. One More Once [*]
10. Take the "A" Train (The Count Departs) [Rehearsal and Alternate Takes]
11. Jumpin' at the Woodside [Alternate Take]
12. B D B [Alternate Take]
13. Blues in Hoss' Flat (Blues in Frankie's Flat) [*]
14. Wild Man (AKA Wild Man Moore) [Alternate Take]
15. Battle Royal [Rehearsal and Alternate Takes]
16. (Pause Track)

寸 評

デューク・エリントン楽団とカウント・ベイシー楽団が調和した見事な演奏が聞けます。歌はありません。ジャズ的には素晴らしいアルバムだけれど残念ながら踊れる曲は「Take The "A" Train」以外に数曲しかありません。

<おすすめ A列車 No.002>

Sings the Winners
Sings the Winners - Anita O'Day
(録音1958年)

収録曲

1. Take the "A" Train
2. Tenderly
3. Interlude (A Night in Tunisia)
4. Four
5. Early Autumn
6. Four Brothers
7. Sing, Sing, Sing
8. My Funny Valentine
9. Frenesi
10. Body and Soul
11. What's Your Story, Morning Glory?
12. Peanut Vendor
13. Whisper Not [*]
14. Blue Champagne [*]
15. Stompin' at the Savoy
16. Hershey Bar [*]
17. Don't Be That Way [*]
18. Peel Me a Grape
19. Star Eyes [*]

寸 評

人気が高い女性ヴォーカリスト、アニタ・オデイがマーティ・ベイチ・オーケストラをバックに色気いっぱいに歌う。「Take The "A" Train」以外にも踊れる曲が多数。

<おすすめ A列車 No.003>

Jazz & Standard
ジャズ&スタンダード - 美空ひばり
(1990)

収録曲

1. 虹の彼方に
2. ラヴ・レター
3. 上海
4. 恋人よ我れに帰れ
5. アイ・ラヴ・パリ
6. ばら色の人生
7. セ・マニフィック
8. クライ・ミー・ア・リヴァー
9. スターダスト
10. アゲイン
11. ダニー・ボーイ
12. 愛さないなら棄てて
13. ブルーベリー・ヒル
14. A列車で行こう
15. 愛のタンゴ
16. 慕情

寸 評

えー!なにー!こんなCDがあったのかー!と誰もが思ってしまう一枚。若き日のひばりちゃんが可憐にかつ力強く歌っています。「A列車で行こう」では、前半に日本語歌詞、後半に英語歌詞とひばりちゃんのスキャットが堪能できます。踊れる曲はその他1、2曲ぐらい。
(2004年1月23日 哲)

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